では「傻眼貓咪」ってどういう意味?
そして、今回紹介したいのが「傻眼貓咪」(サーイエンマオミー) という言葉。
台湾人の彼女と過ごしていると、突然この言葉を聞き、
「傻眼」はわかるけど、「傻眼貓咪」って何?
猫ってどういうこと?
と疑問に思い、今回ネットでこの言葉の由来を調べてみました!
それは遡ること2017年の話…
「傻眼貓咪」という言葉は、
2017年頃からネットなどを中心に使われはじめた言葉のようです。
2017年当時、台湾では、違法ドラッグがたくさん流通していました。
中でも、見た目は普通のコーヒーで、
中身は違法薬物というパッケージもたくさん出回っていたそう。
ある日、高雄市の警察が若者が違法ドラッグを使用しているという情報を掴み、検挙に向かいました。
一斉に住宅に突入してみると、そこには男性4人と女性1人がくつろいでドラマを見ていました。
さすがに突然の出来事だったため、部屋を掃除して薬を隠す暇もなく、
部屋の中にはたくさんの違法ドラッグが散乱してあったそうです。
その姿を見て、警察は唖然としました。
その時に、押収した違法薬物のパッケージには、
「貓咪」(猫) の絵と「傻眼」の文字が描かれていたようです。
当時の警察が唖然とした状況や、
この違法薬物のパッケージに描かれていた「傻眼貓咪」がネットで話題となり、
「傻眼貓咪」という言葉が大流行したそうです。
以上が簡単な背景となります。
最後に
2017年なので、少し昔の話ですが、
今でも普通の話し言葉として「傻眼貓咪」を使う人はいるようです。
これから、ちょっと唖然とした状況や呆然とした際に、
「傻眼貓咪」という言葉を使えば、台湾人に一歩近づけること間違いなしです!
ぜひ使ってみてください〜!
ちなみに…
この写真は、先日台湾西部の街「花蓮」を旅行した際に見かけた置物の写真。
この猫型ロボットと、口にたばこをくわえた様子が、
今回紹介した高雄の薬物検挙の様子と通じるものを感じたので、掲載させていただきました。笑
