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こんにちは。

ここ最近、週末を迎えても、

遊びに行ったり、レストランに美味しいものを食べに行ったりできないので、

暇を持て余している今日この頃です。

そろそろ、こんな生活にも退屈していますが、

コロナを抑え込むためにももう少し辛抱しないと!

と自分に言い聞かせて、日々生活しております。

では、最近の台湾はどういう状況なのか、

簡単に台湾のコロナの近況や、ここ最近の生活について、書き留めておきます。

台湾コロナの状況 (2021年7月18日時点)

2020年の3月頃から世界的にコロナが大流行し、

世界中の都市でロックダウンや外出規制など、

行動が大幅に制限される事態となったのは周知の事実です。

しかし、当時の台湾では、コロナの感染拡大の抑え込みに成功し、

生活に大きな制限もなく、通常通りの日常を過ごせていました。

他の国の状況とは全く異なり、

世界中で、台湾だけが別の世界にいるかのような状態が約1年続きました。


そんな台湾でしたが、2021年4月頃から、

ある航空会社のパイロットの台湾域内での感染が確認され、

そこから、台北を中心に、急速に台湾での感染拡大が始まりました。


警戒レベルとは?

そして、2021年5月から、台湾全域に「警戒レベル3」が発令しました。

台湾では警戒レベルが第4段階まであります。

以下は簡単な内容です。

  • 警戒レベル1 : 注意喚起 (公共の場所でのマスク着用、不要不急な集会の中止・延期を推奨…)
  • 警戒レベル2 : 予防策の徹底 (マスク要着用、屋外500人以上、屋内は100人以上の集会を禁止…)
  • 警戒レベル3 : 外出自粛 (マスク着用の義務化、屋外は10人以上、屋内は5人以上の集会を禁止、学校は休校…)
  • 警戒レベル4 : ロックダウン (日常生活に最低限必要なもの以外の外出を禁止、全ての集会の禁止…)

現在の警戒レベル3は、上から2つ目に高いレベルとなります。

警戒レベル3は、5月19日に発令して以来、複数回の延期を重ね、

現時点では7月26日までの期限となっています。

最近では、1日に確認された感染者数が減少しつつあるため、

台湾政府は警戒レベルを引き下げる可能性にも言及しています。

※下記は、政府が公表した警戒レベル3の一部緩和措置の内容です。

ただ、海外の状況を見ても、デルタ株の感染拡大等で、

一度は減少した感染者数が、再び増加しているケースが多くあるのも事実です。

感染拡大が目に見えて収束するまでは、油断禁物な状況ですね…。


警戒レベル3の生活はどんな感じ?

では、実際に警戒レベル3では、どういう生活をしているのか?

警戒レベルの内容を見てもイメージがつきにくいと思いますし、

日本の緊急事態宣言などと同じような感じ?

とイメージする方もいると思います。

今の状況下では、みなさんがそれぞれ色々な生活をされていると思いますが、

あくまでも一つの参考として、私の台湾での生活スタイルを紹介します。


仕事

警戒レベル3の内容を見ると、「室内は5人以上の集会禁止」とあるので、

じゃあ、全部の会社は在宅勤務なの?

台湾には工場が多いけど、全部稼働停止しているの?

と疑問を持つ方もいるかもしれません。

実際は、警戒レベルの内容は、企業に対しては適用されていません。

そのため、多くの会社や工場が通常通り、稼働しています


ただ、台湾政府の経済部長から台湾の会社に対し、

「在宅勤務」を推奨しており、多くの会社では在宅勤務の対応を行っています。

私の会社でも、交代制で在宅勤務を行っており、

毎週月曜〜金曜の5日間のうち、半分は在宅・残りの半分はオフィス出勤となっています。


また私自身、これまではバスで通勤していましたが、

なるべく不特定多数の方との接触を減らし、感染リスクを少しでも抑えるため、

警戒レベル3が発令して以降は、自転車で通勤しています。

自転車は、公共のシェアサイクルを利用していますが、

念のため、利用時は毎回、手で触れる場所をすべてアルコール消毒してから、利用しています。

少しでも感染リスクを減らすために、できる限りのことはしています!


食事

食事に関してですが、警戒レベル3発令中は、

台湾の全ての飲食店の店内利用が禁止されています。

そのため、お店は全部「お持ち帰り」または 「デリバリー」のみの対応となります。


また、レストランだけに限らず、

どのお店やどの場所に行くにしても、必ず「実名制」となっています。

「実名制」とは、スマホで各場所に設置されたQRコードを読み取り、

各個人の訪問履歴をメッセージで送り、記録するシステムのことです。

こうして、誰がどこに行ったかのか、足跡を全て記録し、

仮に感染者が確認された場合に、感染者と接触の可能性がある人を、

迅速に割り出せる仕組みになっています。

それだと監視社会じゃないか!

と嫌悪感を感じる人もいるかもしれませんが、

自分のその日の行動が安全だったか、コロナへの接触はなかったか、を確認することもできるので、

今のこのコロナ禍の状況では、双方にとってメリットのあるシステムだと感じています。


では、私の食事の調達方法ですが、

個人的に、お店まで行って、QRコードで訪問記録を登録して、

お持ち帰りのために、お店の前で数十分待つのも効率が悪いと感じているので、

UberEatsやFoodpdndaなどのデリバリーに頼るか、

スーパーで食材を購入して家で自炊したりしています!


買い物

では、買い物はどうしているのか?

最近では、UberEatsやFoodpandaでも、

スーパーの食材や日用品をデリバリーしてくれるサービスはありますが、

正直、ここ最近の私の外出目的は、会社への出勤くらいしかありません。

なので、気分転換のためにも、

食材の買い出しはデリバリーサービスに頼らず、毎回スーパーまで足を運んでいます。

もちろん、スーパーの入店時にも、QRコードで訪問記録の登録が必要で、

入店時の消毒や体温チェックは必須です。

また、Google Mapでも、感染者が確認された場所が細かく確認できるので、

事前に問題ないか確認してから行くのも重要です。

台湾では、かなり徹底されています。


週末の過ごし方

警戒レベル3が発令してから、すでに7回くらいの週末を迎えていますが、

外出したのは全て、食材の買い出しのためにスーパーや市場に行っただけ、です。


まだコロナが無かった時代の週末は、

台北に行ったり、台南に行ったり、

ドライブしたり、キャンプに行ったり、

台湾にいるからこそできる台湾観光を満喫していましたが、

ここ最近はそれが全く出来ていません・・・。


唯一の気分転換の外出が、「スーパー」や「市場」です。笑

元々私自身、インドアもアウトドアも両方好きなタイプなので、

はじめはそこまで苦ではありませんでしたが、

2ヶ月以上も経ってくると、さすがに人生でこんな経験はないので、

人生についても色々と考えさせられます。

とりあえず、週末はドラマや映画を見たり、

ゲームをしたり、Youtubeをひたすら見たり、

ひたすら筋トレしたり、

自分を見つめ直して、今だからこそ出来ることを探したり、

とりあえず、だらだらした日々を過ごしています。


最後に

以上が簡単なここ最近の生活の記録です。

日本のニュースを見ていると、最近のデルタ株の感染拡大で、日々感染者は増加はしています。

ただ、その中でもみんな旅行したり、遊びに行ったり、

外から見てると、日本では、昔のような日常と変わらない日々を過ごせているように見えます。

感染リスクのレベルは違えど、今は日本の方が台湾よりも、

比較的自由で過ごしやすい環境にあるんだろうな、と感じます。


台湾では、警戒レベル3下では、マスクを外して歩いただけでも罰金、

屋内で5人以上・屋外で10人以上集まってたら罰金、とかなり厳しいので、

今はただ政府による警戒レベルの引き下げを待つだけです。

ひとまずは「7月26日」に期限を迎える警戒レベル3が解除されるかどうか。

終わりが見えない日々ですが、少しでも感染拡大がおさまり、

ワクチン接種なとで重症化のケースが減ってくれることを祈るだけです。

台湾在住のみなさん、

そして日本からこのブログを見てくださってる皆さん、

何よりも健康第一!

これからも頑張って行きましょう!

By monioz

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