先日彼女と台南に遊びに行き、永楽市場に行って来たのですが、
何やら「碗粿」っていう食べ物のお店が多い・・・。
「富盛號」
何やらわからず、彼女がおススメする入り口近くにあったお店に並ぶことに。
春巻き屋さん「金得春捲」の隣にある、「富盛號」というお店に行ってきました。
メニュー
販売されているのは、「碗粿」と「魚羹」の2品のみ。
有名なのは「碗粿」とのことなので、「碗粿」だけ注文しました!
「碗粿」
注文してから、30秒も経たないうちに、運ばれてきました。
見た目は茶色くて、日本にもこんな食べものはないので、全く味が想像できなったですが、
実際に食べてみると、素朴な味ながらも、「碗粿」のモチっとした触感や具材のうま味が染みていて、美味でした。
地元の方々に昔から愛され続けている由縁も分かる気がします。
「碗粿」って何?
「碗粿」とは、米をすりつぶしたものを、豚肉やその他具材(エビ、シイタケなど・・・)と一緒に蒸した料理です。
味は全然違いますが、日本で言う「茶わん蒸し」のような料理です。
台南の伝統的な料理で、台湾の人も台南に来たら食べるようです。
今まで、台湾のソウルフードと言えば「魯肉飯」など油っぽいもののイメージがありましたが、
「碗粿」は違った味わいで、新たな台湾・台南のソウルフードに出会うことができました。
永楽市場には、ほかにも「碗粿」のお店がありますが、
「富盛號」は民国36年創立、つまり70年以上の歴史がある老舗で、常に行列の大人気店です。
お店の中は比較的きれいですが、裏にある厨房を除くとかなり歴史を感じます。
皆さんも、台南のソウルフードの「碗粿」を食べてみてください!