台湾に来てもうすぐ1年半になります。
時間が経つのは早いですね~。
とはいうものの、未だに台湾の「民国暦」で、今年が何年なのか空で言えない・・・。
申込書や領収書などで、年月日を記入する欄があり、民国と書いてあっても、
今が何年か思い出せず、西暦を書いてしまったり、その都度誰かに確認する、という方も少なくないと思います。
そこで、民国暦が始まった歴史、また 西暦や和暦との計算方法を、紹介します!
民国暦の起源とは?
そもそもどうして民国暦が始まったのか?民国暦元年はいつなのか?、について紹介します。
正しくは、「中華民国暦」と言いますが、一般的には「民国」と呼ばれています。
「民国」とは、“中華民国が成立した1912年を元年とする紀年法” です。
かつて、中国大陸からやってきた孫文が中華民国の臨時大統領に就任した日を起源とし、
1912年1月1日が民国元年となっています。
実際に、1912年(民国元年)1月2日に発行された「臨時大總統改暦改元通」によると、
『中華民國改用陽暦、以黄帝紀元四千六百九年十一月十三日、為中華民國元年元旦。』
(中華民国は陽暦を見直し、黄帝紀元4,609年11月13日を、中華民国元年元旦とする。)
と記されており、台湾では、今なお、「民国暦」が 主に使用されています。
*コンビニのレシートにも、民国暦での年月日が記載されています。
西暦との見方は?
正直、西暦に慣れてしまって、和暦でさえも疎い人は、
民国など、到底覚えられないかと思います。
普段、民国を意識せずに暮らしていると、なかなか覚えられないですが、
これを機に、一つ覚え方を考えてみました!!
【1912年:民国元年】
というのは、歴史を理解すれば、何となく覚えられるかと思います。
ただ、2019年であれば、1912年との差が107年だから、
民国でいうと、民国1年 に、107年を足して、108年 だ !!
と、頭のなかで計算するのも、なかなか手間ですよね…。
2019年:民国108年
2020年:民国109年
頭の中でこの数字をマッチさせる、キーワードを一つ思いつきました。
【2020年:民国109年】
→「2020年」と言えば、「東京オリンピック」の年
→「東京オリンピック」と言えば、「東京」
→「東京」と言えば、「渋谷」(…でタピオカが流行っている)
→「渋谷」と言えば、「109」!!!
どうでしょうか? (笑)
東京の事は詳しくないですが、原宿だけでなく、渋谷でもきっとタピオカが流行っている はず、と信じてます…。
きっかけは何であれ、頭の中で、一つでもこのような結びつきを作っておけば、
それをベースに、「今は民国で何年か?」 簡単に計算出来るかと思います。
くだらないアイデアかもしれませんが、1人でも多くの人が、
この連想ゲームがきっかけで、民国を覚えることが出来れば幸いです。
他にも、民国を覚える上で、アイデアを持ってる方は、コメントお待ちしてます!
ぜひぜひ情報交換しましょう~!