こんばんは!
今週日本では、7月22日の「海の日」に続き、
7月23日は「スポーツの日」で祝日となります。
そのため日本は7月22日〜25日まで4連休!
台湾では海の日もスポーツの日もないので、4連休の日本が羨ましい〜(~o~)
「海の日」の趣旨は、前回のブログで説明しましたが、
では「スポーツの日」ってそもそも何なのか?
スポーツの日って何?
え、何やろ、、分からん、、とりあえず祝日!笑
みたいなことにならないよう、今回は日本の「スポーツの日」という祝日について紹介します。
「スポーツの日」とは?
「スポーツの日」は日本の祝日の一つで、
元々は「体育の日」という名称の祝日でした。
2019年の祝日法の改正に伴い、「スポーツの日」という名称に変更されました。
元々の「体育」の名称だと、どうしても学校の体育の授業を連想してしまい、意味としてはどうしても限定されてしまいます。
また「体育」の授業が苦手だった人にとっては、あまり良い思い出がないかもしれません。
一方で!
「スポーツ」という言葉は、「体育」よりも広い意味を持っています。
またサッカーやバスケや野球など、毎日テレビで見る試合なども全てスポーツで、今ではゲームなどもeスポーツと呼ばれる時代。
「より自発的に楽しむもの」という意味合いを含む「スポーツ」の方が、今の時代に合っていると合意され、「スポーツの日」となりました。
「スポーツの日」はいつ?
では「スポーツの日」はいつなのか?
遡ること昭和39年 (1964年)、みなさんもご存知、
日本ではじめてオリンピックが開催された年です!
当時の日本は第二世界大戦後で敗戦し、国際社会の中心からは外れてしまいました。
しかし、その後急速な復活を成し遂げます。
当時の東京でのオリンピック開催は、日本が再び国際社会の中心に復帰するシンボル的なイベントとして、日本の歴史上とても重要な意味を持っています。
その当時のオリンピックの開会式が1964年10月10日に行われたことから、
1966年に「10月10日」が「体育の日」として制定されました。
以上が、「体育の日」の由来です。
2000年以降は、祝日法の改正による「ハッピーマンデー制度」の導入により、
「体育の日」は「10月の第2月曜日」に変更となりました。(現在も継続)
2021年は、東京オリンピックの開催に伴い、この年に限り、
開会式を予定している「2021年7月23日」を「スポーツの日」としています。
「スポーツの日」を中国語・英語で何て言う?
日本の歴史上、とても重要な1964年の東京オリンピックに由来していることは理解しましたが、
では一体、何のための日なのか?
ここが一番海外の方から聞かれることかと思います。
前回同様、日本語・英語・中国語で紹介します。
まずは名称。
- 日本語 : 「スポーツの日」
- 英語 : 「Sports Day」
- 中国語 : 「體育日」
次に「スポーツの日」の趣旨です。
- 日本語 : 「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」
- 英語 : 「Enjoy sports, cultivating a spirit to respect others and wishing for the realization of a society fulfilled by health & vitality」
- 中国語 : 「能夠享受運動樂趣 培養尊重他人的精神的同時 希望實現健康且活力的社會」
以上です!
最後に
今年のオリンピックも本来であれば、誰もが歓迎して、日本が再び盛り上がるきっかけになるはずだったのですが、
コロナの感性拡大により、状況が一変してしまいました。
オリンピック開催賛成や反対など、色々な声がありますが、
誰もが「健康で活力ある社会」を求めていることは同じと思います。
オリンピック開催により、日本でのコロナ感染が再拡大するリスクもあります。
どうか自分だけでなく、周りの人の健康も守るという意識を持って、今この時期を乗り越えてほしいと願っています。
なんだかんだ、スポーツは予想もつかない展開が起こる可能性が大いにあり、見ている人に元気と感動を与えてくれます。
今回のオリンピックが、当初の目的としていた「世界がコロナに打ち勝った証としての大会開催」にはならなかったですが、
今コロナの感染拡大で世界が暗い状況にある中で、少しでも明るい話題や感動を与えてくれる場になってくれることを祈っています!
ちなみに
最近台湾では「警戒レベル3」が2ヶ月以上続いており、外に遊びに行けない状態で、かなり退屈していました。
幸い、台湾のケーブルテレビでもオリンピック中継が見えるみたいなので、自宅でオリンピックを見て、少しでも気持ちをリフレッシュしたいと思っています!笑
今回の写真は、台湾の台中にある「亞洲大學のキャンパス」です!
第1回オリンピックの開催地ギリシャ・アテネにある建物のような、かなり雰囲気のある建物です。
「スポーツの日」やオリンピックにちなんで、この写真選びました!笑
「亞洲大學」の周りにも、「現代美術館」(安藤忠雄氏の設計) や「光復新村」や「霧峰林家」など観光地が色々あるので、台中に来られた際はぜひ足を運んでみてください〜!!
普段行かないディープな台湾観光が満喫できます!
長々となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!