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台南に遊びにきて、ぜひ手に入れたいのが、帆布バッグ

私も台南に旅行に来て、「どこか観光スポットはないかな~っとガイドブックで探していると、

台南のお土産のコーナーに、《帆布バッグの老舗を発見!

ガイドブックに載っている写真を見る限り、かなり好みのシンプルバッグ

「これは行くしかない!」と思い、とりあえず行ってみることに。


《帆布》とは?

  • そもそも《帆布とは何か? 私自身も詳しく知らなかったので、簡単に調べました。

平織りで織られた厚手の布のことで、主に綿や麻や亜麻で作られるそうです。

かつて物資を輸送するための大型船は帆船と呼ばれ、帆を張って風を受けて進む船が一般的でした。

その帆に使われた厚手で丈夫な布として作られたのが、《帆布の始まりだそうです。

今となっては、この布が船の帆だけでなく、カバンや靴、お相撲さんのまわしにも使われているようです。

*wikipedia 「帆布」参照


台湾での《帆布》の歴史

  • では、なぜ台南にだけ《帆布》の有名なお店があって、ほかの地域には目立って有名な《帆布》のお店がないのか?

かつて台南の安平”アンピン”という地域は、台湾の歴史の中でも最初に出来た港と言われています。

台湾は、オランダ、明鄭、清朝、日本など多くの国々に統治され、かなり複雑な歴史を持っています。

清朝の時代、1858年の天津条約により、台湾の貿易港が開港され、安平”アンピン”は1865年の1月1日に開港されました。

その後、多くの外国商人がこの地に外国商社を設立しました。

今でも観光スポットとして残っている「徳記洋行」は、イギリス商人によって設立された商社で、台南が貿易港として栄えていたことを知ることができる場所です。

その時代から、アヘンや砂糖や帆布の生地など、様々な商品が貿易されており、その時代の名残から、今でも台南にいくつかの帆布メーカーが残っています。


「永盛帆布」の歴史

「永盛帆布行」の前進となるお店は、1920年に創業されたそうです。

1920年の台湾は、まさに日本統治時代の真っただ中です。

台湾で有名な日本人土木技師:八田與一先生が、「烏山頭ダム」の建設工事を開始した年でもあります。

100年近くの歴史を持つ、かなりの老舗です。

この付近には、今でも日本統治時代の建築物が多く残り、歩いているだけでも歴史を感じることができます。


「永盛帆布」の外観

お店という感じではなく、バッグを作るための材料を保管している倉庫兼作業場のような雰囲気です。

正面から見た左側に、購入することができるバッグがずらーっと並んでいます。


「永盛帆布」バッグの販売

お店の正面には、このように販売されているバッグが展示されています。

色の種類や、形状の種類も多く、どれを買おうか本当に迷ってしまいます。

他にも、店頭に展示しているバッグだけでなく、中には在庫が山のように置いてあります。

実際に手に取ってみることができるので、選んでいるだけでも楽しくなります!

私は、この2種類のカバンを購入しました!

実際に触るとわかるのですが、かなり上部な記事で、中にもポケットが付いており、機能性にも優れています!

1つが800 (おおよそ2700円程度) でした。

日本で同じレベルのバッグを買うとなれば、少なくとも4000円は超えるような気がします。


《帆布》バッグは京都でも多く販売されているようですが、

「永盛帆布の品質は高く、丈夫さ・機能性もかなり優れています。そして、値段もお手頃なので、普段使いのバッグや、友人や家族へのお土産として、おススメします!!

By monioz

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